昨日に続き緑地帯の花壇にある花の話ですが、やはり袋状の花ジキタリスが咲いてゐました。
花の形が指サックに似ているといふので、英名foxglove、和名はキツネノテブクロと言ひます。
ヨーロッパ、北東アフリカ原産で、観賞用あるいは薬用に世界中で広く栽培されてゐるものです。
中世ヨーロッパでは暗く寂れた場所に繁茂し不吉な植物として扱われてゐました。
「魔女の指抜き」「血の付いた男の指」などと呼ばれていた地域もあるさうです。
「青い鳥」のメーテルリンクは、「憂鬱なロケットのように空に突き出ている」と形容し嫌ってゐました。
ジギタリスには全草に猛毒があり観賞用に栽培する際には取り扱い注意と言はれてゐます。
でも、形もユニークだし色も豊富で、花壇の中でも存在感のある花です。
ただ、アップして見ると、確かに気持ちの悪い不吉な感じがしないでもないですね。Mixi、Twitter、Facebookにも転載してゐます
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- 2016/06/21(火) 06:20:11|
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